風の彩り

琵琶湖周遊22-旅の終わり

どこに行ったのだろう、ここからタクシーに乗るとさっき言ってたはずなのに。
もう帰りの電車に間に合わなくなってしまう。タクシーは呼べたのだろうか・・

心配しながら待っていると、向こうから姿が見えました。
「お母さん、携帯に連絡を取ろうとしてたのに、電源入れてないでしょ?」『え?』
「・・・あのね、ここの道の駅で聞いたら、まだバスがあったんだって。それで野鳥センターに行って
待ってたんだよ。でももうバスは行っちゃったけれど。」『・・・・?』
「それでタクシーを呼んだから、今から来ると思うよ~。」
『むむむ。。電源を入れておけばよかったな・・。まさか、バスがあるとは思わなかったよ。
しかし、タクシーはこれから来るの?電車に間に合うのだろうか・・・。』
立ち上がってタクシーを見逃さないように、見ていました。辺りはどんどん暗くなるのに、取り残されたら大変です。
・・・するとしばらくしてようやく来ました。

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この後の画像はもう無いので、少し前になる画像を・・・。
テキストばかりになるので、箸休めです(^^)


慌てて乗り込んで「河毛駅まで」と告げました。ところが、私たちが思っていたのとは反対の方向に車を向けました。
心配していると、案の定、
「こっちの方面はよく解らないんですよ。車が無くて、たまたまこっちを走ってて呼ばれたけど、長浜から来たから。」と言い出しました。
「多分こちらは反対側だと思いますよ。」というと、慌てて方向転換して、たんぼ道のようなところに車を入れました。
それから、この先道が無くなるんじゃないの、というようなところから住宅地の路地のようなところを走り、ついに
「お客さん、何時の電車に乗るんですか。」「来るときはいくらで来ましたか。」などと、
いかにも参ったというような、ぼそっとした声で言い始めたのです。(笑)
私が、「来るときはバスだったけど、基本料金でしたよ。(実際はどれだけ乗っても同じだったのかも・・笑)」と追い打ちを掛けると、
メーターを倒し、多分そのくらいだったら2000円くらいだと思うのでそれでいいかと聞かれました。
しかも、行き先を次の駅にしたいとのこと。その方がゆとりが出来るからというのです。
私はもうその頃は、焦るというよりは楽しくなってしまって、「いいですよ。」と答えました。
しかし、時間は刻一刻と迫っています・・・。
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タクシーは、たんぼ道をすごいスピードで走ります。
その時娘が、どういう訳か、「お母さん、私の携帯に着信入れてくれる?」などとのんきなことを言いました。
後で解ったことですが、携帯を無くしたと思って焦っていたらしいのですね。
実際は、乗り込んだときにタクシーの座席に置いたのが、私のお尻の下に移動したらしいのです。(笑)
私が着信を入れたのと、タクシーが次のとらひめ駅に着いたのが一緒くらいでした。
さらに、お金を払うのと、お尻の下で呼び出し音が鳴るのも一緒でした!
運転手さんも、間に合ってよかったとほっとした顔でしたよ。きっと、やれやれと思っていたでしょうね~(笑)
飛び降りて切符を買い、ホームに立つと、電車が入ってきました。
最後の最後まで綱渡り!!
しかも、いつも間に合うのだから不思議ですよね~^^;
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JR北陸本線に乗り、長浜駅で快速に乗り換えました。
そのまま、まっすぐ京都へ・・・。
暗くなった車窓に電車の内部が映り、旅の終わりに特有の一種センチメンタルな思いが漂います。

琵琶湖の湖南は、夜に通過して、9時頃に京都駅に着きました。
さて夕食・・・^^
京都駅の地下街ポルタで、中華にしましたよ。
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「乾杯~♪」「しかし、珍道中だったねぇ。」「いろんな出会いがあったよね~^^」
「最後の運転手さんも、すごくいい人だったよね^^」「ほんといい旅だったねぇ。」

さて、たった3日間の旅を22回に分けて連載しました。
最後まで読んで下さった方、すごく忍耐強い方でしょうか?(笑)
お付き合い、どうもありがとうございました~<(_ _)>

この翌日は、独りで京都を巡り、午後、群馬に発ちました。
これは、サイトの方の「京都紀行」の方にアップしますが、画像はブログにも載せるかも、です。
新緑の永観堂と哲学の道は、なかなかよかったですよ~♪

では、これで琵琶湖周遊を終わりにします(^^)/~~~

ーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーー
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by hotaru_1210 | 2006-06-15 23:18 |