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風の彩り

ウィンチクムからチェルトナムのアパートへ イギリス-18 

スードリー城からのタクシー運転手も感じの良い人で、この国のタクシーは本当に親切だと思った。
鉄道駅に着いて、帰りも蒸気機関車に乗る。
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待合の時間に、あの優しい駅長さんと少しおしゃべりをして、一緒に写真におさまってもらった。
駅長さんが私の肩に手を伸ばしている。
その脇の下くらいに、私の頭がある!!(笑)
「You are so tall !」と私が言うと、笑ってしゃがんでくれた。
でも、「It’s OK,No plobrem.」と、また断って撮ったのだ。
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さて、汽車は順調にチェルトナムの駅に着いた。しかし、そこからいろんなトラブルに見舞われることになった。
そして何度も何度もイギリスの人々に助けてもらったのだ。
彼らの親切を、私たちは忘れないだろう。
(*ここから長文です。でも、これこそが旅の醍醐味だという経験です^^
興味がありましたらお読みくださいね^^)

機関車が着いたのは5時頃だったが、観光用の運行なのでそれが最終だった。
私たちはそこからタクシーに乗ることにしていたので、駅舎で電話してもらおうと行ってみると、
なんと、駅舎はもう閉まっていた。
近くには店も家もなく、私たちはあわててホームに戻った。
すると、一緒に降りた乗客はだれ一人いなくなっていて、乗務員さんたちも皆、帰り支度を終えていた。
私たちが事情を話すと、一人の中年くらいの男性が、
それならもうじきバスが来るから、どこどこのバス停に行けばいいよと教えてくれた。

で、お礼を言って、バス停まで行く途中、思い出したのだ。
・・・バスではダメなんだ・・タクシーで荷物を預けたホテルまで直行して、そこで待っていてもらわないと、次のホテルまで行けなくなる。
また前日のようにバスターミナルから歩くどころか、さらに次のホテルまでも歩かなくてはならないことになってしまうのだ。
もう一度あわてて戻って、その事情を話した。
駅員さんたちは皆で帰るところだったが、先ほどの男性が鍵を持ってきて、もう一度駅舎まで私たちを案内し、
鍵を開けて駅舎の電話でタクシーを呼んでくれたのだ。
なんて親切なんだろう~私たちは何度もお礼を言った。
電話代として、チップを渡そうとしたが、微笑んで「いいからいいから」と固辞されたのだった。
その人の顔が知人に煮ているなぁと思っていたら、娘も自分の知人に似ていると言った。
お互いに思ったのは別人だが、つまりその人は日本人ぽい顔をしていたのかな(笑)

さて、ありがたいことにタクシーが来てくれて、娘は値段の交渉をし相応の値段で成立^^
運転手は同じくフレンドリーな人で(バングラデシュから来たと言っていた)、
ホテルまでいろんなおしゃべりをした。
で、ホテルで待たせている間に、二つ目のトラブル発生。
次のホテルから入っているはずのメールが届いていないのだ。

というのも、次のホテルはアパート方式で、管理人がいない。
鍵は暗証番号を使って別の建物で受け取り、それを持ってアパートに行き、
自分で開けて入るというシステムだったのだが、
その暗証番号がメールで届くことになっていたのだ。
そのメールを確認するために、私のiPhoneをホテルのWiFiを借りて起動した。
(WiFi電波を使うと料金が発生しない。その件でもホテルのオーナーの女性にとても親切にしてもらった。)
それもなかなか上手くいかず、仕方なしに暗証番号なしでとりあえずアパートまで行ってみることにした。
結構な時間待たせてしまったので、運転手もちょっとご機嫌が悪くなっていたが、
謝るとまた元気になってくれたので、降りるときにチップを少し余分に渡した。

さて、鍵置き場に入ってみたが、たくさんの鍵が並んでいる中でもちろんどの鍵なのかわからない。
暗証番号を入力するためのシステムがあるが、どうにもならない。
無人の鍵置き場なので、対処のしようがなかった。
困り果てていると、そこに宿泊を終えて鍵を返しに来たカップルが入ってきたのだ。
それで、娘がその人たちに事情を説明して、掲示してある非常時の電話番号に電話してもらえるように頼んでみた。
すると、なんと!!
その若いカップルの女性が、自分のiPhoneを私たちに貸してくれたのだ。
しかも手渡して、二人はその場からどこかへ行ってしまった。
日本でさえ、ケイタイを見知らぬ人に手渡したまま預けて、その場を離れるなんて考えられない。
私たちは驚いて、でもありがたく使わせてもらった。
それで、暗証番号を聞いて鍵を受け取ることができ、事無きを得たのだった。

外に出てみると、そのカップルが車に荷物を積んでいるところだった。
黒人系のそのカップルはにっこり笑って彼女のiPhoneを受け取り、
私たちが渡そうとした電話代プラスアルファを、どうしても受け取らなかったのだ。
彼らと別れた後も、私は、深く感動して、日本で困っている人を見かけたら私も助けようと思った^^

そんなわけで、無事に入ることができたアパートは、3つも部屋があって豪華なところだった。
(で、お値段は一人3000円くらいだから、今回の不手際は我慢することにした^^)
友達の使ったWベッドの寝室。
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私たちのシングル二つの寝室。
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広い居間兼キッチン。
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もちろん食事がつかない代わりに、キッチンには食器や炊事道具などが完備されている。
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私たちはチェルトナムの街中まで買い出しに行って、夕食用にピザとケバブを買った。
日曜日だったのでほとんど閉まっていた店の中で、ようやく見つけたテイクアウトの店^^
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そうそう、その店で、若い店員のお兄さんが、はにかんだ笑顔とともにペプシコーラをおまけしてくれたのだった^^


ふぅ~書き終えました^^
読んでくださった方、ありがとうございます(*^_^*)
あまりにも色々で、意味不明なところもあったかも^^;

さて、明日はまた綱渡りの行動を経て、ロンドンに向かいます。
また来てくださいね^^

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by hotaru_1210 | 2012-11-01 23:06 |