風の彩り

2011年を振り返って 

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今年1年を振り返ることが出来るのでしょうか。
紅白歌合戦を見ていると、歌詞が心の中に沁み込んできます。

3月11日の大震災の1週間ほど前、3月3日に母は逝きました。
看病の日々は、少しずつ少しずつ、お別れをしていた日々でもありました。
それなのに未だにきちんと受けとめることができないでいます。

「出会いは別れの始まり」の言葉は知っていました。
母を見送り、それから大震災の悲惨な報道に接し、言葉が出なくなりました。
感情を封印して日々を過ごしていたと思います。

今年、大切な人と苦しい別れをした人がたくさんいます。
力強く立ち上がろうとしている人もたくさんいます。
けれど、私と同じように、取り返しの付かない空っぽの部分を心に抱えてしまったことも知っています。

今年の私の漢字は「縁」でした。
先日もそのことを書かせていただきました。
日々の出会いは別れを孕んでいる、そのことを言葉で書くのは簡単でした。
一期一会のことだから、その日の出来事を、出会いを大切にしようと思ってきました。
けれど大切にしてきた日々に、大切にしてきた人に、訣別するのはどんなに苦しいことなのでしょう。

後半の私は、あちこちに出かけました。
そこでたくさんの人と出会い、親切を頂き、忘れられない思い出がいくつも出来ました。
日常生活の中でも、私を囲む人たちに支えられ、心を通わせ、笑顔をもらいました。
母の縁で知り合いになった人、交流の生まれた人もいました。
だから、良縁に恵まれたと言えるのだと思います。
そんな中で、感情が戻ってきました。
だから、私は今年も感謝の気持ちでいっぱいです。
だから、ここで前向きの言葉を書きたい・・・

「縁」は、厳しい言葉でした。
出会いとともに別れも受け入れていかなくてはなりません。
1年の終わりの日になった今も、そう叱咤激励しています。
自分に言い聞かせています。
別れがあるけれど、それまでの日々が消えるわけじゃない。
確かにあった優しい日々は、心の中に残っているのだから。
別れを終わりを恐れずに、だからこそ、今このときを温めていきたい・・・
難しいけれど、これからも努力していきたいと思っています。

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今年も本当にありがとうございました。
皆様にとって来たる2012年が幸多いものでありますようにお祈りいたします。
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by hotaru_1210 | 2011-12-31 23:21 | その他