浅き春に太陽の花は
薄い日差しを胸いっぱいに受け取り
あふれこぼれた笑顔は
いくつもの小さな太陽となって
辺りに光を撒き散らす
まだ浅き春に
庭の福寿草です。
しばらく前に「もう福寿草が咲きそうだよ」と言うと、「見たいねぇ、きれいだろうねぇ」と母・・
「咲いたら写真を撮ってきてね」「そうだね、待っててね」
こんな会話をしていました。
このところの暖かさでたくさん開いたので、写真を撮る前に一輪病室に持っていってあげました。
匂いはあまりないけれど、顔の近くに持って行ってやると、目を細めて、
「春だねぇ、これから色々咲くねぇ」
「それまで生きてられるかねぇ・・桜は見られるかな、暖かくなってから逝く方がいいねぇ」
そんな会話を淡々と、そして切々としていました。
時には朦朧としながら、時にはとてもはっきりと・・・
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by hotaru_1210
| 2011-02-23 21:59
| 花